木の花楽団の歌

      木の花の暮らしの中で歌われているうたたち

30歳の時、歌がやってきた。


初めて、歌が出来たときに

「そっかー、こうやって歌って出来るんだ!」と、歌をキャッチする感覚がつかめた。

歌は、湧いてあふれてくる。

あるいは、降ってくるものをキャッチする。

自分の中に埋もれていたものを思いだして、掘り起こす。

いくつかの感覚があった。

時が来て、そういうことが起こったのだろう。

 

当時30歳だった。

5年間務めた会社を辞めて、何回かのアメリカ大陸への旅を終えて、財布の中はすっからかんになり、

家賃が払えないので、居候生活を始めた。

 

何回目かの居候先で、音楽のパートナーとして10年一緒に歌を作って歌った裕介と出会った。

当時、既に自分でメッセージソングを作詞作曲して、歌っていた彼が、

「詩がつかないギターのフレーズがあるんだ」と言って弾いてくれた曲があった。

 

それから、何日か後に、急に詩が書きたくなり、紙に殴り書きをした。

その詩が「数え切れない記憶」という詩だった。そしてその詩を見た裕介が、

「その詩で、このギターのフレーズで歌ってみて」と言われ、詩がつかないフレーズのギターで

いきなり歌ってみたら、一回で、「数え切れない記憶」という歌が完成した。

 

つるり、と歌が生まれた瞬間に初めて立ち会った。

感動した。なんていい歌が生まれたんだろう、と思った。

そしてそのときから、毎日のように歌が生まれ始めた。

 

30歳。

それは生まれた時から、土星が一周するサイクル。

それまでは親や、既成の社会通念で生きる。

次にやってくる本来の役割を表現するサイクルに向けての準備期間ともいえる。

そして30歳で、自らの生き方を具現化する時代が始まる。

 

地球暦を学んで、後からそういうことが分かった。

いさどんに、お釈迦様との霊的な出会いが始まったのも、30歳だった。

そして30歳を迎える前の何年かは、まさにそのための準備期間だった。


会社を辞めた後の、2年間は、30歳からのサイクルのための準備期間として

身体やこころのいろんな変化を体験したり、旅を繰りかえしたりしていた。

この当時に結構な数の歌をいただいたが、歌われていない歌も数多くあった。

 

時々歌のノートを見ては、「一体これらの歌はいつ歌われることになるのだろうか」

と、焦ることもあった。

その中のいくつかの歌が、木の花ファミリーに来てから命が吹き込まれて、歌われるようになった。

 

「むかしむかし」「この星の上で」「宇宙の子供」

これらの詩はどれも20年前に書かれていて、別のメロディーがついていたものもある。

後から、メロディーを変えたり、詩を付け加えたりして完成させていった。

 

歌たちは、みんな意志を持っているようだ。

「今だよ。今歌にして。」

時が来ると、そう言ってくる。

 

初めの10年は、歌と生活、歌と心は一致していなかった。

天の導きによって、木の花ファミリーに導かれ

この暮らしの奥に流れる宇宙の摂理と、歌の世界が一致している、

そんな矛盾のない生活が始まった。

 

矛盾があるとしたならば、

それは今だ未熟な私の心と、歌の表現する世界

この両者の間にある。

 

わたしという人格がどうあれ、

天はこの人を通して歌をこの世界に下ろした。

わたしは、この歌から学ぶ。

歌と、人格とのギャップが、私を引き上げてくれている。

 

天は心憎いことをするものだ。

未熟なときから役割を与え、その役割をする中で人は育ってゆく。

完成するのを待っていたら、人間は何も出来ない。

未熟でも、その未熟さの位置から行動を始め

そのギャップから学んで行くようになっている。

 

ウエルカムコンサートでメッセージを伝えながら

自分自身が、歌に感動し、勇気づけられ

リセットされている。

 

波動をキャッチした人々が、木の花を目指してやって来て

歌に共鳴し、共に良い場の響きを作る。 

歌によって涙し、メッセージが染みいって、表情が変わっていく。

そんな場に立ち会える、

ありがたい役割をいただいていると思う。

 

それもこれも、

みんながいて、この暮らしがあるから。

命のつながりがあるから。

歌が活躍できる場所があるからこそ

歌をひとつの媒体として、この場にいい響きの場をみんなで作ることが出来る。

 

 歌は生きて、意志を持っている

 

つくづくとありがたい人生を生かされていると思う。

 

 

 

数え切れない記憶


光として 闇として生きた 数え切れない記憶

風として 水として生きた 数え切れない記憶


風に舞う土埃となって

中に砕ける水の泡となって

そして又 風に中に溶け込んでいった


くり返し くり返し

くり返し くり返し


寄せては返し 細かく砕けては 又源へ返り

こちらから あちらへ

あちらから こちらへ

波のように生きた 数え切れない記憶


星として 石として生きた 数え切れない記憶

土として 炎として生きた 数え切れない記憶


花として 蝶として 生きた

鳥として 虫として 生きた

獣として 魚として 生きた

数え切れない記憶




むかしむかし


むかしむかし

人と自然に境はなくて

友として支え合っていた


むかしむかし

人と獣に境はなくて

友として尊敬し合っていた

 

いつの頃からか

私たちが心通わなくなってしまったのは

 

いのちを小さな小さな箱に

閉じこめてしまったのは

 

私は確かに

空であり 星であり 月であり 太陽であり

雲であり 雨であり 土であり 木々であり

獣であったのに

 

いのち脈々と 空と地を

自由に駆け巡っていた かつての日々へ 

私たちは 又かえってゆく

 

心で全てのいのちたちと

自由に話していた かつての日々へ

私たちは 又かえってゆく

 

又かえってゆく

とびきりの花


  一緒に大地の上で 空を見上げていようよ

  一緒に大地の上で 夢を描こうよ


  一度きりの人生だもの とびきりの花を咲かそうよ

  なんべん生まれ変わっても この人生は一度きり


    あなたに会えて良かったよ

    この広い空の下で

    生まれて来て良かったよ

    この青い星の上に


  一緒に大地の上で 空を見上げていようよ

  一緒に大地の上で 夢を描こうよ


  みんなの心の中に 大きな夢を描こうよ

  決して消えることのない 極彩色の夢を

  あなただけの大きな花が 大地の上に開いたならば

  この星はどんなにか 美しくなるだろう


  美しくなるだろう

  美しくなるだろう

  美しくなるだろう

宇宙の子供



  あなたがどんなに都会にまみれて生きていも

  あなたの心は私たちと切り離せないよ

 

  アスファルト一枚隔てていたとしても

  大地の息吹はあなたの細胞をふるわせる

 

  ビルの隙間から  のぞく空が狭くても

  空は無限に広がって心を遠くへと飛ばすよ

 

        宇宙の子供 We are the universe

      宇宙の子供 You are the universe

      宇宙の子供 We are the universe

      宇宙の子供 You are the universe

 

    宇宙からこの星に やってきた


  宇宙それは光の世界

  そこで生まれて そこへ帰るよ

  みんな訳があって今この星に来ているのさ


  この心とこの体に 囚われている人々よ

  こころの扉を開けて新しい風を入れようよ

 

  あなたの未来は あなたが扉を開けて

  やって来るのを ずっとずっと待っている

 

  みんなが今気がつかなくてもいつでもここは

  宇宙の中さ いつかやがて気がつくだろう

 

       宇宙の子供 We are the universe

       宇宙の子供 You are the universe

       宇宙の子供 We are the universe

       宇宙の子供 You are the universe

 

  宇宙からこの星に やってきた

 

 

いのちの泉


多くのうたは、30歳のころから生まれ初めましたが、

木の花ファミリーで暮らすようになってから生まれたうたも増えてきました。

これから紹介するうたはその一つです。

誰の中にも「いのちの泉」があり、そこから宇宙の叡智がこんこんとあふれ出てくる。無限にあふれるいのちの水を、みんなで飲んだなら

みんなが互いに見守り会い、助け合い、つどい語り、愛し合う世界が始まる。


          いのちの泉

 

    いのちの泉はなんのためにあるの

    いのちの泉はみんなのためにある

    このいのちの泉をあなたは誰と飲みますか

    一人で飲みますか

    みんなで飲みますか

 

    つきることのないこの豊かな泉を

    みんなで分かち合い 喜びたたえ合おう

    神がいのちを吹き返す 私たちの中で

    いのちの道が開かれる 私たちの中で

    私を包み込む穏やかな光

    私を貫いてゆく力強い愛

 

    みんながみんなを見守りながら

    みんなで愛し合う世界が始まる

    つどい語り合え想い愛し合え

    みんなで一つになあれ

    それこそが神の喜び 神の姿

    この無限の愛の姿が輪になって

    この星の上に広がりますように

    この無限の愛の姿が輪になって

    この星の上に広がりますように

 

    あなたは私 私はあなた

    あなたはわたしたち わたしたちはあなた

 

 

 

何億年もの時を超えて


2012年12月21日に銀河の冬至がありました。これは約25800年周期で太陽系に起こる宇宙的大イベントです。この闇のピークを境に、それまで続いた分離と闘争の時代は終わりを告げ、愛と善意に基づいて全てが共生する光の時代が始まったのです。

けれども、冬至を過ぎてから最も厳しい寒さはやってきます。

光の時代に移行するためには、社会や心の闇が光に照らされ、現実を直視する必要があります。

現実を直視する勇気を持ち、ここを乗り切れば、真実が見えてきます。光に向かって行くまたとない時代のターニングポイントを選んで、私たちは生まれて来たのです。

光の時代を築くために、やっとみんなで出会えたことの喜びを歌っています。

 

 

     何億年もの時を越えて

 

   何億年もの時を越えてこ の星の上で巡り会えた

   一緒に日々を過ごすことが 一緒に歌を歌ったことが

   みんなの中に流れている 真実の時を思い出させ

   たくさんの幻の奥に やっと見えてきた真実を

   ただ歩んでゆく

 

   闇の時代には真実が 見えなくなって手探りで

   みんなで幻を作り上げて それが正しいと思い歩んできた

   幻が少しづつ壊れてゆき 真実が光り照らされる

   たくさんの幻の奥に  やっと見えてきた真実に

   ただ飛び込んで

 

   やっと出会えたね  新しい時代を作るために

   長い長い銀河の夜を それぞれ旅してやってきた

   あなたがいてわたしがいて みんなが一つに繋がって

   闇の時代は終わりを告げて  光の時代へと向かってゆく

 

みろくの世


「歌はいつやって来るのか」というと、いつ何時やって来るか分からないのです。

鶏舎へ行く車中でふと口ずさんでいると、この歌の歌詞がするりと出てきました。

鶏舎で車を止めて、ボイスレコーダーのスイッチを入れて歌い直しました。

歌には、旬があって、旬じゃないときにはみんなの前で歌っても、反応がありませんでした。

いつか歌うようになるときが来るのだろうか、と思っていたら、時が来て

今や、ファミリーにとって最も大切なテーマ曲になりました。

 

 

みろくの世

   

この星を天国にするために 初めにひな形として

天国になる国があるという それが大和という国

(ぬち)どう宝なりこの国の人は そのことをみんな知っているよ

生きとし生けるものの喜びと みんなの笑顔があふれている

    

この海を航海していて 向こうに見えてくるのは

小さな緑豊かな水清きあふるる 龍の形をした島

   

この星を天国にするために はじまりの神の御魂から分かれ

幾星霜の年月を生まれ変わりながら みろくの世を作る

   

みろくの世を作るために 集いし御魂たちよ

   地中深く埋め込まれた 本物の神様が

今やっと地の底から 表に現れて

   

ともに目覚むる魂たちよ この星の上に降り立ち

そしてこの星の上の小さな島に 集いし御魂たちよ

   

この星を天国にするために 善と悪との大芝居

その筋書きはだれも知らぬままに 壮大なドラマの中にある

   

われらはみろくの世を作るために 外に見る暗闇のその大本を

自分の心の中に見つけてゆく

   

この星を天国にするために 

分かれた体をまたひとつにつないでゆく

   

この星を天国にするために 

この星を天国にするために 

   この星を天国にするために

 

 

信じる心


この世界の仕組みについて、心の仕組みについて学べば学ぶほど、何にも分かっていなかったことが見えて来る。

自分の心の仕組みすら知らずに、殆どの人が自分自身のくせに翻弄されて生きている。

社会に起こる出来事が、星々の運行や、一人一人の心のありようによって決められていることも知らずに、生きている。

この世界は、学ぼうと思えば、尽きることのない無限の学びの宝庫なのだ。

そして、分からなくても、「全てのことは良きことのためにある」と信じることが大切だね、といつもみんなで話し合っている。

分かってからいくのではいつまでたっても人は動かない。

分からなくても、

「大切だと思うならば、今すぐ歩みなさい。光に向かって。」と星々は歌っているようだ。

「砂に埋もれた希望の星」とは私たち一人一人のこと。

私たちは、掘り起こされ輝くために生まれて来た。

 

         信じる心

 

    分からないけれど生きている

    信じる力で生きている

    分からないけれど生きている

    信じる心で生きている

 

      みんなで共に生きていることの

    この尊さを知らせよう

    一人だと思い込んで生きている魂たちよ

    みんなで繋がっていることを思いだそう

 

     分からないけれど生きている

       信じる力で生きている

       分からないけれど生きている

       信じる心で生きている

 

      砂に埋もれた希望の星を 

        今みんなで掘り起こして

        空では星が歌っている

                  つながっていると歌っている

                                                                                                                                                                                                                                          分からないけれど生きている

        信じる力で生きている

        分からないけれど生きている

        信じる心で生きている

 

 

この世界をつくっているのは


この歌は、三年前の東北の大震災のちょっと前にやってきたと思う。

心が世界を作っているという歌をいずれ作ろうと思い、天にリクエストしていた。

ある日、ふと「あ、今歌ってみようかな。」と思い、しょうがのスライスを干しに行ったハウスの前に車を止めて、

ボイスレコーダーにスイッチをいれて、歌い出したら、この歌がするりと生まれた。

そろそろ、人間たちは、自分たちが天災すら作っているということに目覚めてゆく時がきていると思う。

        

      この世界をつくっているのは

 

    毎日毎日たくさんの出来事の中で

    いろんな感情がわたしたちのなかにやって来る

 

    どこからかやって来るこのたくさんの感情を通して

    私たちは心という宇宙を学び続けている

 

    もしそこに不幸や対立があったとしたら

    一人一人がその種を自分の中に見つけて

    取り除いて行くならば

 

    この世界は変わって行くだろう

    それがこの世界の仕組み  宇宙の仕組み

 

 

      あなたと関係のない誰かがこの世界を作り

      あなたから自由や創造を奪い続けているのではなくて

 

      宇宙の光の分身である私たち一人一人が

      この世界を作っている

      その事にみんなが気付いたならば

 

      自分につながる全てのいのちのつながりを

      傷つけないそのために

      あなたが発する思いの全てを

      今から変えて行くそれだけで

 

      この世界は変わって行くだろう

      それがこの世界の仕組み  宇宙の仕組み

 

      まいた種を刈り取るのは一人一人の責任

      みんなで蒔き続けた種が今もこの世界をつくっている

 

      心の中にいろんな思いの種をみんな抱えている

      何もかも誰かの性にすることは出来ない

 

      ならば あなたはこの世界にどんな思いの種を撒きますか

      そしてこの世界に どんな花を咲かせますか

 

      この世界を作っているのは  この世界を作っているのは

      この世界を作っているのは  この世界を作っているのは

 

      わたしたち

この星の上で


  宇宙の暗闇に浮かんでる 青い小さな星よ

  大きな光の手に包まれて 今生まれ変わろうとしている

 

  限りなきいのち与えられ この星の上で生きている

  初めから全て与えられ この星の上生きている

 

  起こりゆく事の全ては 良きことのためにあると

  悲しきことも苦しきことも  全てこの身に受けて

 

  何のためにこの星に 降り立ったのかを

  知らないままで 暗闇の中 迷いながら生きている

 

  何のためにこの星に 降り立ったのかを

  思い出したらもう迷わない いのちの道を歩み始める

 

  やがて全ての人々が 互いに心を許しあい

  やがて全ての人々が 光り輝き出すだろう

 

  限りなきいのち与えられ この星の上で生きている

  初めから全て与えられ この星の上生きている

 

  この星の上生きている

  この星の上生きている

  この星の上生きている

  この星の上生きている